何故異音がなるのか?
やっと週末がきたのと駐車場があいたので作業を開始。いったん完全に分解して以下の検討を。
- ゼロプリのせいでどこかスキマができてしまったのではないか?
- プリロードをいくつかかけるべきなのではないか?
このあたりを中心にいまの脚周りの仕様をみなおして、リアだけプリロードをかけることにしました。 で、プリは標準の2mm+5mmに設定しようとおもいつつ、203.2mmのハイパコのバネは都合がわるいわけです。
ハイパコの8インチは何が都合がわるいのか?
- 203.2mmである
- 純正アイバッハは200mmである
ノギスではかったところ、ほんとうにこうなっていて、ゼロプリロードに設定するためにかなりロアマウント側をさげたわけです0プリのためほんとに0Gじゃ荷重がかからず。この状態のまま結構な距離をはしっていて、広島にむかうときにどうにもこうにもカチャカチャ異音がなりはじめたわけ。バネの伸縮するおともきこえてくるし気になってしょうがない!
というわけで完全に分解してよく観察することに。
最初の写真にアッパーマウントのゴムブッシュ、それからブッシュとアッパーゴムシートの間を貫通しているであろうカラー(アルミかな?)がでてきたのでよくみると…左右で違う状態になっていた…
具体的にアッパーマウントのゴムブッシュ側に、アルミカラーがオフセットされていてゴムブッシュ側のねもとがなにやら擦れている…で、異音がならないほうはカラーがアッパーゴムシート側にオフセットされている…
カラーが機能してなくね?
ゴムブッシュの方へオフセットアジャストしてあるとこうなるんだよね…これだとラバーマウントに芯がとおらないからラバーアッパーマウントがブレるじゃん?というか左右方向の剛成がここの箇所だけおちるんだけどそのせいでもしかしてカチャカチャビシビビしなってんじゃないの?
という推測のものと、きちんとラバーアッパーマウント側へオフセットしました。 こちらのアッパーシート側に中心のアルミカラーが寄っているほうが正しい模様。
あ、それからリアプリロードだけど
- オーリンズ純正200mmはプリロード5mm
- ハイパコには5mm+3mmをかけて8mm。4kgf/mmだから32kgだね。
つーか、カラーの長さが短すぎだよ。設計ミスじゃないのこれ、、、これだから…ry
ちなみに疑似1Gをかける手法をご紹介
方輪だけはずして、ロワアームにジャッキをかけて着地させる。 これがたぶん個人でできる限界。
1G締めするとぜんぜん違うよ。まじで。
とかいいながら月末に1G増し締めをちゃんとしてもらってアライメント撮り直しに名古屋にいきます。
Misc
で、奈良、三重〜伊賀、滋賀を6時間試走。
かちゃかちゃ音はなくなって、じゃっかんゴムブッシュがギッギってきこえなくもないけどカイゼンされた。素晴らしい!!!たぶんこれできっとフィニッシュのはず。
敗因はたぶん…
- ゼロプリロードにしたせいで、カラーがなんらかの拍子にバンプラバーのアッパーがあたって移動した?
- 組付け時に力かけてしまってカラーが移動した?
わからないけど、まぁここでしょう問題は。