O2センサーはかなり高価
最近のO2センサーはとても高価でなかには純正で2万円くらいするものもあるのだけど、NDの場合は1.2万円ほど。ECUが賢くなっているため全領域型のO2センサーが普通になってきてるのかな。
センサーはHCやCOの数値をみて、O2センサー内部にあるジルコニアが検知した結果を電圧のオフセット0.1v単位でフィードバックされるしくみ。ジルコニアがきちんと反応するために600度~くらいまで温度が上昇しないと正しくうごかないといったことがあるので、ヒーターが搭載されていたりと実は高機能。高価なのもうなづけるところだけど、エンジンチェックランプがついてしまう理由の多くがヒータ故障だったりする。
エキマニ交換や中間パイプの交換などでエンジンチェックランプが点灯しっぱなしといったことがあるためO2センサーの故障を疑うこともあるだろうけどたいていは下駄をはかせてないといったことが原因だったりも。
NDのO2は以下の型番でモノタロウでも買えるのでストックをもっておくのをオススメです。
型番:P51C-18-861 価格:¥12,130(税別)
O2センサーは何をしてるの?
NDのO2センサーはエキマニと中間パイプについてて上流と下流をそれぞれ担当してます。理論空燃比をコントロールするために主にCOとHC(炭化水素)を検出し排ガス中の残留酸素濃度をチェックする役割。
エンジン始動時はO2センサーがうまく機能しない場合は排ガスが濃い状態が続くので実質的に触媒にダメージを与えたりする可能性があるため、正しく動作することが重要なパーツというわけ。
排ガスの温度が800度程度だとするとやはり高温掃気に耐えられる耐久性が求められるので当然価格も高価に。。
ちなみにトヨタ車の場合は3.3v±オフセットで電圧検出できるそうなので、OBDツールでも自分で確認することもできるかな。
エンジンチェックランプが点灯した際のご参考に。