ロードスターに乗り換えて2ヶ月。とにかくチャンスがあれば屋根を開けて走ってるのだけど、本当にオープンは素晴らしい。風が自然に入り込んでくるこの感覚、疲れが吹き飛ぶしなにより運転していて楽しいです。
オープンの良さ
夏のワインディング、涼しい山のうえまでいってFRのそれこそFRのハンドリングを楽しみながらワインディングを流すと最高に気持ちいい!さすがにまだ数がすくないこともあっていろんな人の視線は感じるものの、すぐに慣れるもんで、まぁこのNDは目立つよなというのを実感してます。真夏であってもエアコンかけながらオープンにしてても気持ちがいいもので面白いなぁと。
写真は高雄の先のとこ。高雄から周山街道へは低速コーナーが連続する面白い道でのんびり流すには最高の道なので道もせまいのもあってコンパクトなロードスターにはグッド。
夏の夜空。星ぞらがずっと見える。見上げれば手が届きそうなそんな世界。
体全体で感じられる風の入れ方なんてのは、ほんとによくできててあーこれがオープン、これがロードスターなんだなぁと。はやくのってみたらよかったなと。開発者は自転車のように風を感じられるようにっていってたけどなるほどなぁと。
ついでに、オープンにしてても音楽もきけるのがロードスターのよさなのかもしれない。うちのはレザーパッケージでBOSEがはいってるけど、実はヘッドレストにスピーカーも入ってる。オープンにしたときはそれ専用のDSPチューニングが行われてるのもおもしろいところです。
調律された心地よいサウンド
デミオと同型のP5型エンジンはND用にチューニングされていて信じられないくらい軽快に回ります。マフラーはマツダのエンジニアがこだわりにこだわり抜いた設計で、倍音成分をベースに音作りがされてるとのことで、なかなか純正マフラーでも楽しめるのが魅力。
アクセルのツキもとてもいいしトップエンドまで一気にまわるのだけど、7000rpm超えあたりからまた若干ちがった音が聞こえてくるのも面白いものでシフトアップしろよという合図らしい。これもこだわりのポイントみたいだけど作り込みが半端ないなぁと実感。
クローズトップ、オープントップ共にドライバーシートにいると1.5Lの車とはちょっとちがう音が入ってくるのが素敵で、2Lの車のようなそんな印象が…トルクがしっかりでてるのが一番の要因な気もするけど音もあいまってコンパクトなエンジンの車には思えない感じ。
ドライバーシート側にはマフラーテールがあるため音がよく聞こえるのは事実で、これ、左ハンドルだとどうなんだろうなぁと若干おもってみたり。たまにナビシートにのるけどやっぱり音量は違うなぁ。
デフ腰にサウンドのための重しを少し加えたとエンジニアがいってたんだけど、たしかに振動がドライバーの腰下に伝わってくるのも面白い。アクセルを開けていく楽しみがここにもあるのが不思議です。
音という意味でおもしろいのは、トップエンドまですっと回るエンジンなんだけど、ゆっくりとアクセルを開けて行きたいエンジンだっていうこと。どういうことかっていうと、3000-6000とじわりじわりと上げていく間に心地よいサウンドが聞こえてくるのが一番の要因なのかなと。トップノートもおもしろい音がするけど、上からの排気、掃気がものすごくいいので、余計にマフラーサウンドがよくできてることがわかるのは、これはオーナーにしか分からないかもしれない。
でも普段は凄い静かなんだけど、近接で聴くとバイクのようなそんな音がします。
NDロードスター ノーマルマフラーの排気音 - YouTube
マツダが技報を発表してるなかに、エンジンサウンドについての項目が下記PDFに掲載されているので興味があるかたはご参考まで。
低回転域では排気音を強調することで軽快感を実現する こととした。4気筒エンジンの回転基本次数とその倍音成 分である偶数次数がきれいに強調された澄んだ音質とする ために各気筒の燃焼圧力波の干渉が均等になる等長4-2-1 排気マニフォールドを採用した。
http://www.mazda.com/contentassets/c8bdee142bcb4b3b8da1a0f9b4a46785/files/2015_no021.pdf
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