修理完成記念展
4年かけて補修修理が完成した鳥獣戯画の公開を観に行ってきた。 公開期間は以下。
@京都国立博物館
- 前期 平成26年10月7日(火)〜11月3日(月)
- 後期 平成26年11月5日(水)〜11月24日(月)
金曜で平日朝10時からいったんだけれど、開場は9時半だったのでちょっと遅れて到着。まさかとおもったけれど、この時点で国立博物館前の駐車場は満車。
10時に並び始めてこの状況
で、20分くらいでさっと入場できて、一通り高山寺の開創から明恵上人を中心とした歴史をお復習いした。
1時間半くらいじっくりみて最後のほうに鳥獣戯画が配置されてるんだけど、前期と後期で展示が異なる点に注意したい。
鳥獣戯画の最初の巻物の空間に巨大な空間があってそこで2列の折り込み指揮行列に直面。。40分くらいは待った。。。これはちょっとキビシイ感じだったので、後期の展示をみにいくときは注意したい。
鳥獣戯画って鳥獣人物戯画が本当の呼称らしい
誰もがさすがにしっているであろう絵巻物の鳥獣戯画は、正式名称が「鳥獣人物戯」というそうで、甲乙丙丁の4巻から構成されてる。
有名な兎が蛙が描かれている場面は、前期展示にはない甲巻にかかれているらしい。
前期展示は、乙・丁の二種類。甲・丙は後期に展示される。なので甲巻(馬・牛〜麒麟・龍)丙巻(人が遊ぶ模様〜動物たちが人のまねをする模様)をみたければ後期展示をみにいくとベター。
甲乙巻は平安時代。丙丁巻は鎌倉時代につくられたらしいんだけど、結構な巻きの量の資料となる。
誰が何のためにつくらせたかわからないということらしいんだけど不思議だ。
鳥獣戯画は漫画やアニメーションの祖?
躍動感がえられるような効果線が多用されていたりする鳥獣戯画は、一説には漫画の祖だといわれているらしい。
結構かわいらしい絵からはじまって、描いてるひとがちがうので微妙にタッチが雑になってるようなものも…
興味深いのでお近くの方は是非立ち寄ってみてはいかがだろうか。
朝早くか夕方の隙間時間がいいかも
9時半に開くので、9時に現地にいるか、夕方15時〜16時くらいがいいらしい。
帰り際の並び具合はこんな感じである。
帰るころには13時半になっていた。。。
おまけ。
2009年に高山寺、神護寺にはいってたので写真をひっぱりだしてきた。
紅葉の時期、特に11月中旬から末にかけては素晴らしい景色がひろがっているので、チャンスがあれば立ち寄ってみて欲しい。
最後におまけ2
通常の展示では、吉光・正宗・義弘の展示があった。 初めて名物のガチものをみたきがする。正宗の波状はとても神秘的なものであった。 羊頭村正もみてみたいもんである。