id:halfrackにODBLink MXをお貸しいただいたのでさっそく試したみた。
ODBLink MXとは
ODBは96年以降にアメリカで装着が義務づけられたコンピュータ診断機構。自動車の診断用カプラが最近の車にはだいたい付いてる。かなり詳細にデータがひろってこれるし、直接ECUへの介入もがんばればできる模様。基本的には、車種によって「ISO」「VPW」「PWM」の3種類。VPW,PWMは主にアメ車でISOはその他の車大勢ってかんじ。
で、ODBLink MXはかなり広範囲にわたって通信プロトコルサポートしてる実装がついてるBT接続できるイケてるやつ。
http://happoya.jp/?pid=40135387 ←このへんで売ってます。なんか偽物がでまわっているとかどうとか。詳しくは知らないけど。
↑↑ ※こちらの商品は正規品です。違法のコピーチップを採用されてる中国製の偽物/ノーブランド商品は接続が切れたり不安定な場合が多いです。ご注意ください。
と書いてあってコワイ。
Androidアプリで繋ごう
今回試してみたアプリは国産の物と海外のものと2つ。
OBD info-san! 1.2.3.1(国産)
http://www.geocities.jp/ganchi_jp/AppObdInfoSan/ このアプリ、もの凄く良くデキてる。メニュー関係がごたごたしてなくて使いやすいし見やすい。 日本語ってのもポイント高いとおもう。
基本的なViewは3つ
基本的にはStreet表示で良いんだろうけど、Ecoモードはけっこう作りこんであるメニューで良い感じ。といってもうちのZ34にも燃費計がナビについてるから使うことはないんだけどオシャレにまとまってていいですね。
- Street
- Circuit
- Eco
メーターはデフォルトだと数値がとびとびになってる関係もあってぴゅんぴゅん飛んじゃうんだけど、なめらかにする設定もアリ。
メールによるログ配送
自分が欲しいログを定期的にGmailをつかって配送することもできて、サーキットユースも検討してあるような作り。結構丁寧に作ってある
地図再生機能
Android側のGPSをつかってずっと記録がとっていけるので、アプリ内部でのGoogleMap再生に対応してる感じ。これはまぁ公式サイトみたまんまかとおもう。
Torque Pro(海外アプリ)
Viewは多彩
Widget形式でOBDから取得できるメーターをガンガン追加できる。もちろんサイズも違うのが選べると、位置も自由に変えられる。Plugin形式でいろんなスキンや設定データがおいてあるので、イイノがあればひろってくればOK。写真のやつはMazdaspeedってSkin。
こちらは、OBD Info-sanとは異なり、メーターがなめらかに動く。補正が純正でかかるかんじ。 ゲージメーターと針のメーターと二種類あるし様々な計器がつかえるのは魅力かも。
torque theme でぐぐればいろんなThemeをざっとみれる。 基本的に英語なんだけど、日本語のPluginもあるらしい。別に英語でいいけど。 カッコイイのでネクナナとかデッカイパネルがマウントできるのなら、こっちのほうがいいかな。 情報量がかなり多いってのがデカイ気がする。
遊んでみたかんじの総評
メーターが見やすいのは、どっちも見やすいし便利だなっておもったけど、結局俺がみたいデータってOBDじゃみれないデータなのでつらいなっておもった。 Z34に純正でついているメーターの状況と見比べてたら、だいたい油温も水温も電圧もあってたから、あのメータってOBDでとってんのかなってちょっとおもったけど。
面白かったのはインテークのAirコンディションがみえたりそういう部分くらいかな。 Nexus7がわれちゃってて、今日はXperiaSXでがんばってみてたんだけど、モニタがちっちゃいとなんの役にもたたない感じは半端ない。といってもNexus7をフロントパネルにマウントする良い方法も思いつかないしなぁ。そこが解決すればR-BITみたいなのがなくても便利でいいなっておもう。
本当に必要な情報は、、、
- エンジンオイル温度
- クーラント温度
- デフオイル温度
- ギアオイル温度
このあたりはもう別でメーターつけないと拾えないから無理だけど。