3.11
思うところあったのでGWに行った東北旅行の続き、石巻の話をしておきます。前回夏に書いて以来のエントリーになりますが、どうにも書く気になれずずるずると。
まずこの写真。”復興するぞ!”と大きくアスファルトに書かれていてほんとに衝撃的。実際ここは住宅地だったはずなんだけどすべて津波にもってかれていてなんにもない状態。津波にやられるとマンホールや溝の蓋が全部なくなっていて車で走っていても危ない状態でした。
ここには、実はあまりメディアではクローズアップされてなかったと思うんですが、周囲の木片をつかって作成した追悼の灯火が立っています。またここには当然ですが花束も並んでおり、周りになにもないところでどうにも言わんともしがたい虚無感に苛まれたことを思い出します。
海沿いを走ってみると大量廃車の残骸が…廃棄するのも大変 なので津波対策の壁みたいになってたり。
津波にのまれてダメになった本屋。その横にここ1年で新規にオープンしたドラッグストア。どうして…?そんな思いに駆られましたね。
海沿いはぼろぼろ。修復の見込みもなしかなといったところ。
僕たちは実際に石巻の現状をみていくつか分かったことがありました。本当に酷い状況になってる写真を列挙させてもらいましたが、実は石巻の市街地はぜんぜん被害がでてないということ。石巻港ICを降りてからすぐはぜんぜんこんな状況じゃないです。そこは意外。マスメディアは石巻全体が悲劇というような報道をしてましたが、実はそんなことはなかったです。街として機能してない…というイメージがありましたが…
高速道路おりて市街地はこんな感じでした。1年たってるってのもありますが、あーそういうことだったのかと。実情を実感です。
2012年の内に思い出を整理しておかねばというとこでとりあえずエントリを上げておきます。なんか意外でしたね。それではそれでは。