歴史ある町会津
昔の住居を後にしてちょっとだけ市内観光に。
まず向かったのは滝沢本陣。会津藩確立の助けとなった文化財であることは歴史に詳しいひとはご存じでしょう。非常に古い建物です。会津一箕町では有名ですね。
っっっつーても僕は学生のときにまったく歴史的建造物をみにいったりしなかったんです。悔やまれるわー。。。とそんなこといってもしょうがないのでせっかくなのでいろいろと観てまわることにしたのです。
次に訪れたのは石部桜。福島県下では超有名だったらしい。全然しらなかった。毎年非常に美しい桜をみせていたようです。もうGWには散ってましたね。会津若松には、会津の五桜といって、桜の名木が5つもあるそうです。「石部桜」「薄墨桜」「虎の尾桜」「大鹿桜」「杉の意図桜」どれもGW前がみごろで、若松市民の自慢だそうです。
いえ、まぁ知らなかったわけですw 会津若松を舞台とした小説などにはちょいちょいでてくるんじゃなかろうかと。
道中に物産品を見つけました。しゃもじ?って名産だったっけ…会津塗の漆器ということでしゃもじもあるでよぅってことなんだろうと勝手に納得してます。
いくつか観光地を回るために、特安系の切符がないかなーとおもって会津若松駅に寄りました。ここはよく芸能人がテレビで最初にリポートする箇所でみなさん目にすることが大いかと思います。
ん、、、、これは…
この赤いのは…
あかべこですね〜ってかあかべこってなんなんだろう。
どうやら赤色の牛が伝説を作ったらしい。
807年(大同2年)、柳津町の円蔵寺には徳一大師が円蔵寺の虚空蔵堂を建立する際あかいうしだけめっちゃがんばって生き残ってたとか。
どうやらそういうことらしいです。伝説じゃしゃーないわな。
たまに県外でもあかべぇステッカーとかつけた車みかけますが、会津若松のひとかな?なんて思ったりします。
駅で若松城などはいれる切符をゲットして向かいます。
会津武家屋敷へ
こちらもまた一度も入ったことが無かった(スルーしつづけていた)会津武家屋敷へ。
戊辰戦争で消失した武家屋敷のうち、まともに復元されてのこってるのがココです。復元された西郷頼母邸は400坪ほどだったとききます。35室ほど部屋があるそうなんですが、まじでけっこうな部屋数で驚きましたよ。
このばりばり記念撮影しまっせ感。でも僕は平日にここにきたのでぜんぜん人がいなくてショップの人も干上がってましたw
良い庭があったり、丁寧に維持されています。戊申戦争時はここに住んでいた女性たちは自分たちが戦争の足ひっぱるしということでハラキリしてしんでいってたとか。恐ろしいところだなぁと思いつつ歴史の勉強をさせていただいた感じです。
鶴ヶ城に
武家屋敷を後にして鶴ヶ城へ向かいました。世間一般では会津城のほうが有名なのかな。
いろんなオーナーの手に渡った鶴ヶ城。伊達政宗も一度は手中に収めています。
こうしてみるとほんとに激戦区だったんだなぁと。京都とのやりとりがよくあった会津ですが信じられない距離がありつつこんな山のなかでなぜ…とちょっとだけ言いたくなりますね。
これを観てふと我に返りました。がんばろう福島。応援しに東北にきたんだった!
今立ち上がれ!がんばれ福島!!!城にまで横断幕があったのでした。
時期的にGWということで桜は散って非常に美しい感じに。おろ…こんなところにあかべぇちゃんが…。鶴ヶ城には大学のサークルなどで良く花見にきたものです。花見と夜桜どんちゃん騒ぎ。懐かしい。。。つってもここまで車じゃないとこれたもんじゃないので、幹事グループ大変そうだなーとかおもってましたがね。
お城の上に上ってみました。こちらは北側の絵ですね。お城のなかは撮影禁止だったので写真が残ってないです。しかし盆地だなー。テレビ塔もみえますね。
千利休の話
会津若松城の公園内には(敷地内には)茶室麟閣(りんかく)というものが立っています。これは千利休の子どもの小庵が建てたと言われている茶室だそうで。天昇19年に千利休が豊臣秀吉の怒りに触れ自殺を命じられた際に、お茶の正解から技術が途絶えるのを恐れ、蒲生氏郷が子の小庵を会津へかくまったことが発端だそうです。
徳川家康公が実権をにぎっているころに千家復興として京都にもどし茶の文化は再興されたとのこと。
かくまってなかったら茶道の世界は今どうなってたんでしょうね。気になります。
滝廉太郎のはなし
鶴ヶ城公園内にはもう1つ、歴史的にみてみなさんご存じのものがあります。
荒城の月碑です。
滝廉太郎作曲のあの曲は土井晩翠が詞をかいていますが、構想のためこの会津の地の碑、それから仙台青葉城の碑があるところで練ったそうです。
青葉場はまた別のエントリにてレポートしますね。
しかし、会津若松。歴史的建造物おおいですねーもっともっと巡ってみたいですが時間的にキビシイのでこのへんで後にしました。本当の目的は被災地を自分の目で見る!というところですので。それでは。