どうもどうも今晩は。
ひさしぶりに時間ができたのでGW中に会うことができた先輩が駆るメガーヌRSに試乗させて頂きました。
メガーヌRSってなに?
フランスの自動車メーカールノーが販売しているCセグメントの小型乗用車「ルーテシア」の兄貴分にあたる「メガーヌ」。このメガーヌの最上位版がRSと呼ばれてるものです。正確にはメガーヌ・ルノースポールと呼ばれる車種にあたります。写真のメガーヌRSは三世代目にあたるモデルで2010年から販売してます。もっと詳しい情報はこちら
メガーヌRSの魅力。
なんといっても市販FFの箱車ではニュル最速であるパフォーマンスの高さ。標準でレカロOEMのバケットシート、大径のブレンボ、FFのくせに250psというとんでもない2リッターターボエンジン。そして最近の流行の6速を装備しています。個性的なデザインもなかなかそそるモノがありますね。ルノーのデザインは好きな人には溜まらないんじゃないでしょうか。ワイドアンドローでおしゃれ。
乗ってみました!
えー、、、そりゃ左ハンドルです。6速マニュアルも右手でシコシコやるわけ。…こっっっわ。シートは最初からセミバケ。3点式シートベルトもすぐ使えます。ハンドブレーキの位置もいいしハンドル自体のサイズもちょうど良い感じ。座っていてやっぱ疲れる感じはしなかった。
強烈なインパクト
- とにかくパワーがあること
恐ろしいくらいパワー感あります。 250ps,34.7kgのトルクは伊達じゃないです。6000rpmリミットなんですが3000rpmからモリモリ一気に駆け上ります。何度かレブっちゃったwとにかくオイルがガンガン減っていくらしい。。混合油ですか…(ハイオクです) - 走る、曲がる、止まる
さすがRS。伊達についてないですね。ボディ剛性の高さもさることながら足周りも堅すぎず柔からすぎず。嫁さんいてもまぁなんとか許容できるかなといったところ。ワイドアンドローはやはりコーナーリングに効きますね。ブレンボブレーキの効きは絶大です。というか普段からキーキー鳴っててちょっと五月蠅いけど。 - 車体がまじでデカイ
全幅は1,850mmもあります。(e.g. 現行エスティマ 1,800mm)これで左ハンドルなんだから慣れてないと怖いです。実はこれティーダをベースにボディは切ったり貼ったりしてるらしいです。ルノーx日産=ゴーン。
乗ってみて気になった点
- ヒールアンドトゥがしにくい…
これは実は日本にはいってきているメガーヌはどうもブレーキとアクセルペダルがめちゃくちゃ離れています。これはminkaraなどをのぞいてみるとみなさん苦労されているようです。
- メーターがやたらとナナメ
フランス人の考え方がよくわかりませんがこれでいいんだそうです。なんかやたらとななめっていて日本車に慣れてる人がぱっとみると視認性がわるいです。気になる方は是非ルノーにいって見せてもらってください。慣れるとなんともないんでしょうけどね。
その気にさせるデザイン
- ティーダベースだとは思えないくらい印象的なデザイン
リアコンビランプのデザインはなんだかアウディっぽいけど立体感があっておもしろいデザイン。室内もけっこう凝っててオシャレにスパルタンに仕上げているから気分は高まりそう。
この車が欲しいかどうか?
実際のところ、FFという縛りで検討するならばかなりアリな車種だと思いました。FFで4人以上のれて、スポーティという枠で考えると、競合するのはVWシロッコ、Golf GTI、Audi A4、シビック、インテグラあたりでしょうか。この並びの中では外車の価格が当然たかくなるんですが、メガーヌのデフォルトチューニング具合を考えるとめちゃくちゃ安いんですよね。。これで400万切るくらいで購入できるわけですが、いきなりサーキットでまともにガンガン攻められるのはやはりメガーヌかなと思います。
3ドアというのが若干不便ですが、ヨーロッパ車好きでファミリーなどにはいいかもしれませんね。一人で乗るときは本気走り、家族で乗るときはのんびりのれる。そんな使い方が十分想定される車種だなぁと実感。
とはいえメンテ考えるとシビックかインテ乗るのがお金がかからなくていいだろうなぁと漠然と思うわけです。
個人的にはFR好きなのでなかなか思い切って買うということはなさそうですけどね^^;
興味を持たれた方はぜひ一度ルノーへ。